2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、ここまでのレビューで『ヘルメス夢幻』の面白さが分かっていただけたでしょうか。 死のパラグラフまではどうにか導かれてゆく構成と、クライマックスでの絶体絶命の選択肢。 この2つによって読者は何度もやる気を奮い立たされ『次こそは……』と読む気…
こうした描写の細かさは、実は迫力ばかりでなく、そのまま戦闘シーンでの勝敗を分ける選択肢に繋がっています。 つまり文中で示唆される敵味方の兵器、兵装、長所短所をしっかり読むことで、次の選択でどう行動したらいいのか、まず回避なのか無理にでも狙撃…
書き忘れましたが、いささか内容のネタバレが増えます。 なるべく伏せてはおきますが、その旨ご了承いただきたい(拓先生の真似をしてみた)。 前作は、エゥーゴの機密情報を握る連邦の特殊工作員としてサイド6で乞食してた記憶喪失になっていた主人公が自分…
さて、前回の考察が長すぎたのでここでおさらいをしておきましょう。 といっても拓唯先生についてですが。 つねに凡人を(この場合ガンダム好きのチビッ子を)置いてきぼりにして斜め上にかっ飛んでいく拓唯先生らしさとは次の3つ。・説教クサイ ・分岐をみ…
色々なところでこのゲームブック考察の皮をかぶった小ネタを取り上げていただき、ありがとうございます。 潜在的なゲームブックファンの多さをあらためて知り、同好の士の知遇を得まして、喜びもひとしおです。 あちらこちらの言及を読ませて頂きつつ「あの…
ということで、著者の素敵なおことばとともに、『ヘルメス迷走』の説教END死に様ワースト3をあげてみたいと思います。 ・第三位 パラグラフ125(ここまでのあらすじ) 記憶を取り戻し、機密情報を託した女性のもとへ急ぐ主人公。しかしたどりついた隠れ…
それが、この作者の素敵なまでのド天然ぶりと、ハイテンションにかっ飛ばすオレ流のノリです。 拓唯(読みはおそらく『たく ゆい』) 先生は、昨日も触れたとおりちょいと普通じゃないところがありまして、例えばこのゲームブック、前述の展開によってどうで…
では、ゲームブックを始める前に余計なことを忘れましょう。 せっかくZZワールドで楽しむのです。勉強やら家事やら面倒くさい日常を締め出します。本文内のイラストを描かれるのはMADS氏とうらべ・すう氏(故人)。 特にうらべ・すう氏はご存知の方も多…
タイトルがイカレているように感じなくもないですが、これが本日のテーマです。 各論一回目の題材は、あらゆる意味でド天然、けれど憎めない愛嬌をのぞかせる拓唯先生の『ヘルメス迷走』。 これは推測ですが、実は拓唯先生は今では別名義の有名な作家さんで…
さて、なら次に、ガンダムゲームブックの中で何がしたいか、ということになりますが。 とりあえず、こんなことしたァ〜い!的な願望を思いつくまま適当に列挙。 ・自分がアムロその他になってモビルスーツとかを動かす! やはり一番最初に思いつくのはこれ。…
まず実際にガンダムを題材にしたゲームブックがどこから何冊出ているのか、まとめてみます。 なお、本の内容について未確認の場合はその旨記しておきますので、ここで挙がっているからといってヤフオクで痛い目を見ても知りません。*1 はい責任切った! もう…
どうもタイトルがしっくりこなくて弄り回していたら、おかしなデキになってしまいまった*1。 ガンダムハンマーで殴られそうで夜道の一人歩きがおっかない昨今です!嘘です! 閑話休題。 ゲームブック話もようやく3日目。 今回は総論の2、ガンダムを題材にし…
というわけで、最後に、ゲームブックの偉い人たちのサイトを書き留めておきます。 ざっぱにゲームブック情報を網羅してみましたが、これで興味を持った方、どの出版社からどんな本が出ているかとか、読んだ感想を知りたいとか、真のゲームブック者になりたい…
これは今や3つきりと言っていいでしょう。 古本屋めぐりをするか、オークションで買い求めるか。都内の古本屋はほぼ全滅じゃないかと思います。 「まぁ、それがまたコレクター魂をくすぐるんだけどな」(BOB談)。 これは同意。 オークションの場合ヤフ…
一大ジャンルを築いたゲームブックは全部で5〜600冊ぐらい出たのではないかと思います。 その中でも、有名なのが次のいくつかの出版社でしょう。 まず社会思想社の教養文庫から出た『ファイティング&ファンタジー』通称FFシリーズ。 これは全世界的なゲー…
書店を席巻し、ブームとなったゲームブック。ならどんな内容の小説が多かったの? と考えると、実はかなり偏っていることに気づきます。 発端となった『火吹き山の魔法使い』とファミコンゲームブック、これが、その後の路線を決めてしまうのです。 剣と魔法…
ゲームブックブームが子供たちと書店を席巻したのは、80年代なかばです。 火付け役は社会思想社から出たスティーブ・ジャクソン(英)の『火吹き山の魔法使い』だと言われています。 この作品は緻密なファンタジー設定とゲームシステムの面白さ(戦闘の楽…
あーなんだ、考察全然終わってねーだろ、つーか何にも始まってないどころかガンニョムのニョの字も無いぐらいで連邦の白いヒゲ悪魔にブチ殺されそうな今日この頃ですがこんばんは。 朕もだんだんテンションが上がってきて週末モードなんで、こんな辺境までは…
(ラヴクラフト&ダーレス他、青心社)
ゲームブックは現在ではほとんど滅びたジャンルです。 最近になって創土社を中心に復活の動きがあるけれど、80年代のブームを知らない世代にはどういうものなのか伝えづらい。なので、傑作と称されるゲームブックの一つから長々と引用してみました。 大雑把…
ゲームブックは、ごく簡単に言えば「選択肢を選んで読み進める物語」だ。 例えば、こんな感じの文章を読んだことはないだろうか。 104「奴を捕らえろ!」マウオクが叫ぶ。「ただし、生け捕りにするんだ!」 君は遠くのガレー船へと走った。船員たちはこの…
最近なぜか11月20日に書いたガンダムゲームブックのエントリにアクセスが集まり気味。 こんなピンポイントな内容を今時取り上げる発想がいったいどうやったらでてくるのやら不可思議でならない*1のですが、それはそれとしていい機会なので取り上げてみます。…
(H・P・ラヴクラフト他、青心社) 昨日書こうとしたゲームブック考察、まだ推敲中です。よって明日に持ち越し。
http://www.geocities.jp/mochisachi/museum/15_hiroryuron/047_koushin/page.html こっち見るなで爆笑。 本気でイヤすぎです。めちゃめちゃ睨んどる―――!!
http://www.hugi.is/hahradi/bigboxes.php?box_id=51208&f_id=1112 リプレイで目が釘付けに。そしてBOBちん何度も再生。これが男の性*1。朕「スッゲー!!!素足で蹴ってるよ!」 B「ツッコミどころはそこじゃない!この軟弱野郎がッ!」 朕「……ウホッ(…
(H・P・ラヴクラフト他、青心社) アンブローズ・ビアースのダンセイニ風小品『カルコサの住民』と、ロバート・W・チェンバースのカルコサ神話を継承した怪奇小説『黄の印』を収録。 超巨大ネームドモンスターがアンギャーウッシャーしがちな昨今、現代人…
クリスマス商戦を終えてライバル機DSとの間に『3倍もの差をつけられて』しまったり、ハードの不具合話が方々で囁かれるPSPですが、ついに4様投入という噂。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/11/20050111000051.html (ソースがこ…
http://moepic.dip.jp/gazo/netaren/src/1105373612407.gif パズー、何ごともなかったかのようにヌルーして正解。
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=6436 絶対二階の窓から見えてます(それどころじゃない
http://www4.zero.ad.jp/kishow10/laputa.swf パズーの神業でワラタ。