レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

ボードレール家の3人きょうだいは裕福な両親に愛され、何不自由無く暮らしていた。
長女のヴァイオレットは14歳の天才発明家。どんなガラクタからでもその時必要な道具を生み出す才能の持ち主。長い髪をリボンで結んでいる時は、何かの発明に没頭している証拠。
長男のクラウスは本の虫。12歳にして大人が読み切れないほどの本を読み、一度読んだことは全て暗記している。
末っ子のサニーは生えたばかりの丈夫な4本の歯で、何にでも噛みつく赤ちゃん。

ある日海辺で遊んでいる3人のもとに、銀行家のミスター・ポーから恐ろしい知らせが。
自宅が火事で全焼し、両親が死んでしまったというのだ。
こうして3人きょうだいは、ある日突然孤児になった。
両親から受け継いだ巨額な遺産はヴァイオレットが成人するまで使えず、身寄りのない3人は遠縁の親戚・オラフ伯爵が預かることに。
だが、伯爵は欲張りな悪党で、3人はすぐに伯爵が遺産を掠め取ろうとしていることに気がつくのだった………。

そんなわけで襲いかかる災厄を、3人きょうだいが知恵と勇気ではねのけたりしていく、というお話。
神出鬼没で変装の名人・悪の化身オラフ伯爵を演ずるのはジム・キャリー。
うっかりの度が過ぎる銀行家のミスター・ポーはティモシー・スポール。
さらにビリー・コノリーやメリル・ストリープ、ジュード・ロウらも重要な役で出演していますね。

あとなぜか4人いる制作総指揮の中にバリー・ソネンフェルドがいるのは内緒。