アバター3D

<前回までのあらすじ>
年末のクソ寒い中、エロスを求めて有明までいったBOB兄さん。
大量の同人誌を東方から持ち帰り、マルコ・ポーロっ面の兄さんだったが、ついでに愉快な病原体もお持ち帰りしていたのでった……。
B「そういう訳ですんで新春ゲームブック対談は三が日こもりっ放しのブリリアントルームからお送りしたい」
朕「するか!ゲームブックどころかスカトリック対談になってしまうわ!」
B「そこまで言うなら俺のドス黒いアバターもろとも水に流すという事で」
朕「上手い事言った心算なのが恐ろしいよね……」


B「アオオー!バーホーベン!」(霊界通信機から大絶叫、水を流す音)
朕「………………………………」
B「今のはバクマンの蒼樹先生と結婚したいという全国20億の民の心の叫びでした」
朕「インドと中国の民かよ!世界の三人に一人だろうが!」
B「あとクリムゾン先生はスケットダンスのヒメコがくやしくてビクビクッな本を一刻も早く出すといい」
朕「はあ」
B「新年早々なんたる弱凡ぶりかッッ!サイレンとめだかでも読んでろ!」
朕「酷い言われようだなあ……リリエンタールも読んでいるというのに」


<上映終了後>
朕「昔懐かし3D眼鏡をかけての鑑賞でしたが……ぶっちゃけどうですか」
B「面白眼鏡をかけたマヌケ面が隣に座ってて水揚げされた金魚のようで笑えた」
朕「誰が人様の面を語れと言ったか!映画の感想に決まってるだろうが!」
B「結論だけ言うと井口昇は日本版『グラン・トリノ』を撮るべき」
朕「それ『アバター』の感想でもなんでもないよね……」


B「ああ?今更ストーリーは宇宙ポカホンタスなんだけどパヤオ作品は徹底研究してるよね、みたいな事言ってもしょうがねーだろうが!」
朕「いや、パンドラの全生物と頭の触角でリンクできるとかヘカトンケイルかよ、インテリジェントデザインかよみたいな、こう……」
B「じゃあパンフによればパンドラは地球から5光年離れてるんだよな?」
朕「そうですね」
B「冒頭の主人公は光速の10分の1の速度が出る宇宙船で5年かけてパンドラに来たんだよな?」
朕「………………?」
B「………………………………」
朕「………………………………」


B「まあ何だ、ミスティークの親戚みたいなヒロインが出てきた時はどうしようかと思ったが、見慣れてくるとジョリ姐とかジェシカ・アルバっぽくなくもない」
朕「そう……かなあ……」
B「つうかリプリーが最強ユニットの脚本も当然あったと思う」
朕「主人公が交代すると思うんですが……」
B「対抗できるのはミラジョヴォ・ザ・ビッチただ一人。クライマックスは人外キャットファイトのはずだったがギャラが折り合わなかった」
朕「……大佐も『パブッリック・エネミーズ』でジョニー・デップを殺った豪傑キャラなんだけどねえ……」
B「あとパンフで銃夢Tシャツを着たキャメロンがいい笑顔の者だったんだぜ」
朕「………………………………」