ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【極まりし者たち――奇人宮の宴:(死亡・13)】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


ついにマグナカイシリーズも折り返しの中盤戦、佳境に突入です。

10巻日本語版表紙


思えば、あの1巻頃の貧弱坊やがここまで育つとは……。
屋根から足滑らせて頚骨をポキャリといわせたり、左右を間違えて崖からダイブしてた頃が嘘のよう。
黒神の分身たる二十柱の異形、その驚異に肉薄しつつある狼には戦慄を禁じえません。
(おもに生理的な嫌悪感から)
そんなわけで冒頭のお楽しみ。 マグナカイの教えの向上 です。
9巻での変態ぶり成長ぶりも極まってましたが、さて、今回は……?



メ ン ト ー ラ(教えを7つ身につけた階級)

  上級武術
 メントーラは、武器の投擲(ナイフなど)や弓による遠距離攻撃の命中精度をさらに高める
ことができる。このような局面で乱数表を指す場合、メントーラはその数に2を加えてよい。

  治癒術
 この教えを身につけたメントーラは、体内に入ったあらゆる毒を中和できるようになる。

  方向認知術
 この教えを身につけたメントーラは、たとえ地面が雪で覆われていたとしても、何一つ
痕跡を残さず、あらゆる地形を踏破できるようになる。

  念バリア
 この教えを身につけたメントーラは、精神エネルギーで攻撃してくる悪魔ないし他の非肉体
的存在から身を守ることができる。
 カイ・マスターとしての階級が上がるにつれて、その効果はより大きくなる。

  予 知
 メントーラは、劇的な出来事(たとえば戦い、殺人、いけにえ等の血腥い儀式)が起きた場所に
漂う残留思念を拾いだすことができる。さらに瞑想することで、それがどれほど遠い過去
に起きたことでも、その出来事を鮮明にイメージできる。


いやいや。
やはり注目は治癒術でしょうか。
遂に我らが狼は最強のポイズンボディを手に入れなさったようです。
肺の中の有毒ガスを自力でろ過したり、出所不明の狼汁で体臭を中和する( 【リプレイ277】 Q6参照)くらいですから、ねえ。
ちなみに上記の過去記事で使っている教えこそ、今回の方向認知術。
……無茶にもほどがあるだろうという感じですが。
そんなわけで、失禁しっぱなしのマスター・メタルペインさんを招集。


朕「ちゃっちゃと先へ進みたいので10巻のヒントを好きなだけ語るがいい」
B「えー。いま同人ゲームブックで忙しいからあとでにしてくれチュパ」
朕「シグルイブレイドVSクイーンズクエストって……また爛熟の極みというか今更メーカーに喧嘩売らんでも」
B「仕置きという名の宴が始まるところチュパよ」
朕「後にしろこのスカンタコ」
B「とりあえず10巻は燃えるぜ!とだけ言っておくチュパ。9巻ラストばりに熱い漢展開のダダ漏れチュパァァッ!」
朕「どうでもいいけどムカつく語尾だなあ……」
B「今回は自由度高いチュパよ!?味方殺しから略奪までなんでもありのスーパーフリーダムチュパ」
朕「あー……つまり味方から襲われることがあると」


いい加減、行間を読むスキルは鍛えられている訳で。
なかなか殺伐とした探索行が期待できそうです。


B「ヘルスワンプ編はなかなかイカスチュパ。ダナーグを彷彿とさせる面白さだから乞うご期待チュパ」


次回、恒例の地図チェック(日本語版)です。
(つづく)