地獄の新春ゲームブック対談・番外編

新版ドルアーガ三部作・悪魔に魅せられし者

朕「そういう訳ですんで早速買ってきたドルアーガ新版で遊ぶどー!」
B「うむ…エロかった。欲を言えばもう少しエロくてもよかった」
朕「つかぬ事を伺いますが…それはドラクエの人が出てくる同人誌の感想では?」
B「失敬だなチミィ!これ本当にクイーンズブレイドと対戦できるんですぞェ!」
朕「はあ」
B「ちなみにブリリアントルームで対戦する時はレイナさんを片手で使いつつ、靴下を片方脱いでステラさんを足の指で使ったり…ネ!往生しまっせ〜!!!」
朕「お前の脳が大往生だよ」


朕「先に読んだ綴じ込みの小冊子『剣社通信Vol.12』の対談によると新作は出なそうな感じだけど…」
B「掲示板さえあればいい!とかブッ飛んだ発言もあったな」
朕「まあそれは極端な抜粋だけど…GBファンから求められているのは別に『最新オンラインゲーム』に匹敵するシステムという訳じゃあないと」
B「要はノスタル爺ィ向け懐かしアイテムとしての価値観だな…更に言えばより簡易なGBへの回帰でもあるがな」
朕「じゃあ誰のための新作なのか?何を以て新しさと言うのか?GBというものの現在の立ち位置を再考するところから始めなければ…というコメントだね」
B「新作『魔人竜生誕』にしても読者が難易度の高さを楽しめるなら…とさりげなく苦言を呈しているようだがな!」
朕「まあまあディスはその辺で…。むしろ今後の新作を創土社の『アドベンチャーゲームノベル』レーベルから出すことへの疑問が出てくるんだけどね…」
B「テメェ今酒井さんをディスったな〜!!!てえか創土社が撤退してしまったらGBの灯火が消えてしまうとかGBチャットの連中はパニックになるんじゃね?」
朕「いや朕の知ったことじゃあないし…まあ正直言って、復刊も含めて無理に創土社から出して頂く必要はないよね。他社がニッチを埋めてくれるならそれはそれでいいんじゃない?」
B「この平成の御代にGBを出し続けている酒井さんの功績をゲームブッカーたる者忘れてはならねーのじゃぜ!」
朕「まあそうかも知れないけど…出し続けていることを以て功績としているなら、そこに売れる売れないの業績までを求めるのは間違いだと思うけどね……」
B「怖ッ!何その遠回しに完全排除一歩手前の突っ込み!どんだけ氷のような青春やねん…どんだけ鉄格子の中の青春を歩んできたんや…!!!」
朕「凄いディスだなあ…そこは朕とBOBちんの温度差ですよ。別に埋めたいと思ったこともないというか未来永劫埋めないけれども」
[この後バカが鼻水を飛ばしてきたのでバカのエロゲを叩き割ってやりまった]


忍法トラバ返し

B「チャットー!チャットチャット!」
朕「?」
B「たっちーの物真似に決まっておろうが!」
朕「そんな名前だったかなあ…」
B「間違いた。そりは人体破壊を駆使するエロゲメーカーでった…だが俺様は謝らない!テラフヒヒ!」
朕「ああそうですか…」
B「それより貴様!何故トラバとGBチャットの話を取り上げんのであるか!」
朕「いやトラバは一応読んだけどまあ…あとGBチャットの方は別に興味無いし…と言うかお前『ゲームブッカーは孤高』とか言ってなかった?」
B「…つくづく勝者のいねえ場所だよナ…誰がいつ走り出してもいい…すべては自由…約束事なんか何もねえ…そしておりるのも自由だ」
朕「はあ」
B「永遠に勝者なんかいねえ…おりるヤツと残るヤツ…それだけだ…いい判断だったな鈴木よ…」
朕「そこで鈴木直人御大に落ちるんだ…」
B「だがディストラバなど顔面ライナーを叩き返して地獄の底にGEKITSUIしてくれるわ〜!!!」
朕「心底面倒だなあ……ディスをぶつけ合うのがいかにも宗教戦争っぽい感じで……」
ここから先は年末のIRCチャットへのディス気味考察エントリ『地獄の新春ゲームブック対談』に対し、『タイタン放浪記』のnydachさまから頂いたトラバ返しです。
憤激したBOBちんがキッチリバッチリ灼熱の追撃を敢行していますので、特に一部の皆様にとっては、決して愉快な内容ではありません。
動物園のゴリラが何かを投げつける寸前みたいな形相のバカの口から、5秒に1回の割合で江原のスピリチュアル発言と細木のズバリ言うディスがダダ漏れです。
ある種のディスに耐性の無い方、心の健康とかに自信の無い方、あと厄年の方なんかは読まないことをオススメします。
朕とても56億7千万発装填済みの宇宙銃をレスリー・ニールセン面のバカが脳天に突き付けていなければ断固として抵抗したりするんじゃあないでしょうか。
本当。本当。
そう言う訳ですんであとはどうなっても知りませんが読めばいいじゃない。


導入部→レジ

>ですが、2パラグラフ読み進めると、正体不明の敵に主人公(読者の分身)は、殺られる。
>掴みは上々。何たって自分がサツガイされるワケですから。
>俺って一体何なのかってのを模索しつつ(分岐によっては自らも悪に染まりながらも)究極の敵を突き止めていく
>名作で例えるならば、『モンスター誕生』型。

B「落馬を馬から落ちることだと解説させられているようでアレだが」
朕「はあ」
B「『魔人竜生誕』を導入部からパラグラフ1まで読んだ時に、先の展開に期待できない…とは!」
朕「とは?」
B「つまり本屋で一見したときに『本を手にとって買う気になれない』ということなんだよ!」
朕「まあ、大抵そう読んでくれると思ってたけど……説明不足だったのかな?」
B「比較対象になっている『モンスター誕生』をはじめFFシリーズは、最低限、裏表紙に粗筋と主人公の果たす役割が明記されてた」
朕「まあ当時はわりかし立ち読みもできたしねー…今はビニールカバーが多いけど」
B「そもそも『魔人竜生誕』によらず創土社ゲームノベルには表紙にも裏表紙にも中身の説明がない」
朕「装幀の問題なのかな?『チョコレートナイト』には一応書帯が付いてたけどね」
B「それ以降は消え失せたけどな。「タイトル書いとけばGBファンが必ず買う」と思い込んでいるならそれは完全に思い上がりだろ」
朕「創土社の?」
B「違うわー!いや違わねーが!俺様はむしろパワーユーザーの視点でしかないGBチャットにご立腹なのじゃー!」
朕「まあ、過去のGBファンでも、事前情報を知らない人がタイトル見ただけで買うかどうか……」
B「前にも言ったが『ゲームブック』じゃなくて『ゲームノベル』=ゲーム小説と誤読されるようなレーベル名は改悪に他ならない」
朕「メディアミックスの氾濫する昨今、ゲームのノベライズは珍しくもないし、そう勘違いする人間だって少なからずいる。本来ターゲットにすべき層にGBという形式をアピールできていない…という話だよね」
B「本を手に取った人間が新刊ということ以外、何一つ内容について情報を得られない…GBかどうかも判別できない状況な訳よ」
朕「ジャンル云々以前にGBだと分からない…例によって間違えて買ってくれれば御の字だと」
B「間違えるまでのハードルは高いがな。決して安くはない価格に加えて、この情報量の少なさは致命的だろ」
朕「ストーリーが『モンスター誕生』型とか…そういうマニアックな分類をするまでもなくレジまで辿り着かないと」
B「新刊GBなら中身無関係で買うとでも?仮に立ち読みできたとしても、最初の数ページには煩雑なシステム説明があるだけで、ストーリーに関する説明もない。そしてパラグラフ1からどういうストーリーに転がるか、それさえ見えない」
朕「……どうやって売る心算だったんだろうね」
B「帯にかかる価格を愚痴りあう暇があったら、かつてのFFなりリスペクトしつつ背表紙に粗筋でも書けとか提案したらどうよ?」
朕「多少なりともハードルを下げる方向に全く目が行かないというのもある意味凄いね」
B「絶望した!11人も雁首揃えて装幀の話一つ出てきやしねーのに絶望した!

「結」とハジケリスト

>「結」はハジケます。分岐によってラスボス戦の戦闘方式が七種、花咲きます。

B「その『結』まで読者を引っ張っていくモチベーションが明らかに欠如しているんだよ!」
朕「な…何だってー」(棒読み)
B「GBを買った人間が必ず最後まで遊んでくれると思っているなら、それは壮大な勘違いだな!」
朕「まあ…そうね」
B「GBに限らず、途中で怠くなったり単調さを感じた時点で、俺様の読書は終了してしまうのだ!」
朕「それ自体は決して褒められた話じゃあないが…まあ珍しい話でもないね」
B「ましてミス誘発システム搭載してるのに、あの眠っちまいそうな展開じゃあな」

GBチャットではきっぱり高評価ではなかった件

>チャットでは『魔人竜』が高評価だという話は上がってない(きっぱり)。

B「へえー…てことはですよ。チャットログカモーン!」
朕「人遣い荒いなあ……」

>[hasimo] 『魔人竜生誕』を、○○大賞受賞! とか箔を付けたらいいかも知れない、でしたっけ?
>[motunabe] 「第1回ゲームノベルコンテスト大賞」ですね。
>[PUPUPUPUU] 賞に関しては、多少大げさな賞をつけても良かったかな…と思う私は悪党でしょうか。コンテスト通過→ナントカ大賞受賞作品
>[junalow] あ,一応賞になってたんですね
>[motunabe] ギャグになるくらいならいいと思います。
>[ephemeris] 大賞は受賞してたけれども、それを大々的にうたってなかったという点ですかね
>[nyada] ですね。
>[hasimo] 創土社のサイトでそうなっていることを、ファンでさえ覚えていなかったというのはちょっとアピール不足かも。
>[PUPUPUPUU] サイトで受賞者インタビューとかやってくれれば、ファンの期待感増幅に繋がったかもしれません
>[hasimo] あ、それは良いアイディアですね。

B「きっぱり嘘八百並べてんじゃあないぜッ!」
朕「まあまあ…純粋に売れて欲しいのは分かる訳だし」
B「だったらアレか。別に『高評価できる作品じゃねーが、売れないとな!』って気持ちで雑談していたと?」
朕「まあまあ…実は内心では評価していたとか、そういう事なんじゃないの?」
B「評価しているとして、それを公言できる作品でもねーのに、出版社の販促について意見交換していたと?」
朕「…………………いや朕に振られましても」
B「それはGBをネタにした企画会議ごっこの延長なんじゃあないのか?その手の話題が好きなら飽きるまでやってりゃいーがきっぱりトラバ返した心算になってるのはどーよ?」
朕「………………………………」

一作目なので…

>朕「確かにプレイヤーのミスを誘発するシステムの完成度が高いとは思えないんだけど…」
>確かにそうかもしれませんが一作目から完成度を求めるのも酷な気が。

B「言ってる意味が本気で分からねー…その発言のどこが一読者の感想なのか?」
朕「現時点で搭載されているフラグマトリクスシステムにはマイナスがあって、フォローできるだけのプラスは『魔人竜生誕』にはなかったよね」
B「全体の造りとしてマイナスが強調されてるんだよな。その分損をしてるのは確かだがな」
朕「次回作にそのプラスを期待するのなら兎も角、現時点のマイナスをコアなファンの思い入れだけで埋めてしまっては駄目でしょう」
B「二言目にはGB界の為を言いながら、新作GBに正面から向き合っているか?ミスってストレス溜めて投げた新規読者にも『完成度を求めるのも酷』と言うのか?」
朕「読者の感想ではありえない。まして商業戦略を見据えての言及なら、こういう高みからの物言いは致命的かもね」
B「久しぶりに新作GBを手に取った読者に『面倒だ』『ミスった』『自由に遊べない』の3連コンボを突き付ける…『GBはもういいや』としかねない。その辺はどーよ実際」
朕「結果としていわゆる『分かる人には分かる』作品になってしまった…でも万人にその価値を等しく分かれとか言うのも何だかなあ」
B「ノスタルジーに流されて本質を見失ってねーか?ぶっちゃけブーム当時は一作目から完成度の低い、若しくは理解を得られなかった作家は物も言わず消えていったんだよ」
朕「ある程度のボーダーラインをクリアした上での切磋琢磨があったと」
B「鈴木直人の一作目は『完成度の低い』『ミスを誘発する』システムだったか?俺様はそうは思わねーがな」
朕「また厳しいディスを……」
B「あと誤読されそうなので先に言っておく。俺様は特撮物も大好きだ!」
朕「まあ…別ジャンルのある意味特撮物とか好きだよね…」
B「地獄のゲームブッカーたる者当然だがケイブンシャの『宇宙刑事シャイダー』を筆頭に特撮GBもやり込んでいる」
朕「海外物の『カーウォーズ』なんかもシステム煩雑と言いつつ遊んでるよね…こっちは日本の特撮とは定義が違うんですゥとか言われそうだけど」
B「その実戦経験を踏まえて特に遊び難いのが『魔人竜生誕』だと言っている訳だが…次こそバランス再考キボンヌであるわー!」


システムの存在意義

>ぶっちゃけ、23種類のエンディング。

B「あー…ファルコンシリーズさも読んできたかのように駄目出ししておいて、最後に『死にゆく太陽』を未プレイだと書いている訳だが」
朕「まあまあ…よく読むと分かるんだけどファルコンシリーズじゃなく『真夜中の盗賊』と比較した意見みたいだし」
B「そんで?俺様が挑発に乗ったら『おおっと、誤読されてしまったようですね(中略)…テラフヒヒ!』とコンボ発動する訳か?」
朕「……まあお前が引っ掛かっても朕は全面放置だけどね」
B「そもそもフラグマトリクスを使わない作りであっても、23種類のエンディングは実装できる」
朕「セールスポイントとシステムの存在意義を誤読されてしまっているのかな?」
B「いずれにせよ『他のエンディングを見させない』だけの目的にしては、あのシステムはストレス過大だがな」


いたわりあう心。和の心とか。

>創土社にログ送ると分かっていたから厳しい意見を出せない

B「結局茶番かよ!じゃあわざわざトラバ打って反論してきたのは何だったんだよ!舐めてんのかッ!」
朕「………さあ?」
B「創土社の下請けの納会なら俺様が文句言う筋合いもねーがな!自称『一般読者代表』のお歴々が集まって何ら批判も出ねー…この世はアホばかりなのかッ!」
朕「まあまあ。折角の機会なんだし生の意見を創土社も聞きたかったと思うよ。でも一様に口を濁してしまった時点で、既に『一般読者代表』からは外れてしまった気がするよね」
B「完全に業界側から物を見ている態度の現れだな。読者は出版社の事情とか20年間の物価の変遷とかそんなん気にしねーだろ」
朕「もっと普通に思うまま話せばいいのにね」
B「仮にも一出版社の編集主幹様がだぜ?たかがネガティブな意見一つで欝になってGB復刊をやめるとでも思ってるのか?連中にとって創土社はその程度のヤワい存在なのか?あァン!?」
朕「…………」
B「それこそ自称『一般読者代表』にも程があるわー!」

先生許しません

>大口あるいはツラがデカい件
>声は圧倒的に夜音さんのほうがデカい。

B「…『大口叩き合って』とは!」
朕「とは?」
B「さも『一般読者代表』であるかのよーな発言に対する感想なんだよ!『ツラがでかい』んじゃあない…『業界背負ったツラ』が気持ち悪いんだよ!」
朕「な…何だってー」(棒読み)
B「11人も雁首揃えて全員同じ方向を向いた業界擁護的な意見しか出ねーあたりに恐怖を感じるっつー話だ!」
朕「事前の申し合わせがある訳でもなく、あれが総意みたいになるのも別の意味で凄いけどね」
B「出版社が弱いから?値段が高いから?出版社の人間が売れねーのを愚痴るのはまあいいさ…百歩譲ってそういう時だってあらーな」
朕「まあそれ自体は読者とは関係無いと思うんだけどね」
B「だがな…それ聞いた全員が『そうだそうだ』『仕方ない仕方ない』『批判なんか言うべきじゃない』ってどーよ?」
朕「『言うべきじゃない』と明言していないのがまた微妙に怖いね。牽制しあっているかのような、そういう空気が醸成されてるのがさ。弱者の味方様に対して反論は許しませんみたいな」
B「相互監視の挙げ句、外から批判されりゃあ嘘八百並べてトラバ打ってくるのか?ネットポリスに転職したのかよ!折角だからテクノポリスに転職しろよ!」
朕「相変わらず暴言王だなあ…まあ嘘とは言わないまでも、意図的な誤読を前提にしてしまったらもう議論にはならないでしょう…」
B「そんなに仲間内で『俺様の販促案に従えば売れるぜ』『おま冴えてんじゃね?』的な企画がしたけりゃあ『マネーの虎』にでも出演して来いや!」
朕「………………とっくに放送終了してるけど」
B「何ですと!」


GB戦隊登場

>発信基地として強力な武器である。
>GB戦隊のキリコミ隊長としての活躍を……、と、こういう括り方がイカンわけですよ、自分。

B「カァーッ……ペッ!」
朕「悪魔玉!」
B「大体『誰が』『誰に対して』発信する基地だよ?その発信基地とやらに読者からの視点はあるのか?…尻毛引き抜いて逆さ吊りにしても出てこねーだろうな」
朕「余談だろうし、そう躍起になって反論せんでも……まあそもそもGB戦隊って何?」
B「特撮大好きッ子の俺様としては戦隊物は嫌いじゃあないがな。震動戦隊バイブレンジャーとか」
朕「ブラックが黒人でイエローがカレー大好きの話かよ!その話はもういいよ!」
B「業界背負った面のマンモーニ共を引き連れて隊長ブログを始めるなんざ、札束積み上げられたって御免蒙るがな!」
朕「しかもお前のブログじゃあないしね…」
B「コメ欄で1げと合戦が起きたりしてるうち大炎上。リドミーで一位獲得。お美事でございまする」
朕「いや話聞けよ!」
B「ちょっとう@こ」
朕「………………」
B「排泄王に俺様はなる!GB戦隊の連中を獲って喰らう我がオサレなる下僕…十一本糞を生み出してくれるわー!!!」
朕「卍解キター!」