ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【石匠たちの戦争――戦乱の都市国家群:(死亡・6)】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


さて、ここからはいよいよ6巻「恐怖の王国」について。



大いなる探索の幕開けは、「運命の峡谷」を越えたルアノンの南、ストーンランド諸国から始まります。
地図の中央西側を流れるのがストーン河。
この大河沿いに肥沃な大地が広がるこの一帯は、豊かであるが故に国境を争い、戦乱の歳月を繰り返しています。
地図を4等分して、右上から時計回りにリリス、スロビア、エルデノラ、マガドール
そして河にはさまれた中央の地域がサロエー
この5つの都市国家が絶えず利権を奪い合い、鬩ぎ合っているのです。
これらの都市国家群の成立後、傭兵の需要が無くなったことがないと言われ、それだけに危険な地域といえます。


また、リリスにあるバレッタはマグナマンドでも最も古い都市の一つ。
中央のセナー山脈に沿ったレム、リューエン、デュアドンなどはいずれも叙事詩に謳われてきた名のある都市です。
戦火の地を舞台に始まる、最後のカイ・マスターの物語。
いよいよ次回、狼の旅立ちです。
(つづく)