ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【マグナカイの教え:(死亡・6回) 】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


遂に10のカイの教えを修得し、カイ・マスターとなった最後の狼。
「マグナカイの書」の秘めた新たなる教えの力。
そして開花する、未知なるカイ戦士の潜在能力。
それこそがマグナカイ・アドベンチャー・シリーズの真髄――マグナカイの教え――です。


10のマグナカイの教えはそれぞれカイの教えの上位にあたり、3つの教えを選ぶことができます。
今までの能力もあることはありますが、武術や念撃のボーナスは0になります(計算しない)。
(海外版では違うかもしれません。念のため)
例外としてソマースウォード は6巻以降、武術を修めたものとして 戦闘力+10 になるようです。
それぞれの教えと能力は以下のとおり。
……まとめたら長くなりすぎたので、流し読みを強く推奨。



武術

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上級武術


乱数表で武器を1つ選ぶ。

その武器のみ戦闘力+2

弓は使えない。

  
あらゆる武器を使いこなす。習熟した武器での戦闘は 戦闘力点+3点

弓の場合、 射撃の乱数表に3点加え られる

初めは3つだが、探索を成し遂げるごとに 使える武器を1つ増やせる

選べる武器は以下のとおり。



・ナイフ ・槍 ・剣 ・短剣 ・幅広剣 ・弓 ・戦闘用ハンマー ・鉾 ・斧 ・六尺棒







動物語

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動物コントロール


何種類かの動物と話せる。

その他の動物の心が分かる。


  

大半の動物と話せ、更にその動物を操れる。

馬上での戦いが有利になる。


回復術

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治癒術


戦いの無いパラグラフを通過するごとに、体力を1点取り戻す


  

戦いの無いパラグラフを通過するごとに、体力を1点取り戻す

他者の病気や軽傷などを治すことができる。

専門的知識により、冒険中見つけた薬などの効能が分かる。


擬装術

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隠蔽術


周囲に溶け込む術。

地形に紛れ込む。

町では住人に成り済ます。


  

どんな見通しの良いところでも、完全に周囲に同化できる。

体温や匂いまで消すことができる。

初めて訪れた地の言語や習慣をすぐに身に着けられる。


狩猟術

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上級狩猟術


荒野で食料を調達する術。

不毛の地と砂漠は例外(調達は無理)。

獲物に忍び寄ることもできる。


  

不毛の地や砂漠でも食料を見つけられ、決して飢えない。

その敏捷性により、不意打ち・待ち伏せによる戦闘力の低下を無視できる


追跡術

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方向認知術


正しい道を選べる。

町では人や物の位置を突き止められる。

轍や足跡を読みとれる。


  

基礎技術に加え、外国語を読んだり暗号を解いたり、足跡の主を正確に知ることができる。

殆どの罠の存在を見破ることもできる。


念撃

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念波動


精神力で敵を攻撃する。

戦闘力点+2

効かない敵も多い。


  

強力な精神力で敵を攻撃し、戦闘力点が4点増える
カイの教えである念撃も使える。

念波動は一回戦につき体力点を2点失う

体力点が6点以下になると念波動は使えない。多くの敵に通用する。


精神防御

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念バリア


敵の念撃を防ぐ。


  

敵の精神攻撃によって体力点が減るのを防ぐ

超自然的な催眠術や幻覚を看破することもできる。


念力移動

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ネクサス


精神統一して小さな物を動かす。


  

体力点を失わずに極端な熱さと寒さに耐えることができる

精神を集中して物を動かすことができる。


第六感

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予知


危険を察知できる。

人の真意を察知できる。

奇妙な物の正体が分かる。


  

危険をあらかじめ察知し、見知らぬ者の真意や奇妙な物の正体が分かる。

更に他人とテレパシーで接触することもできる。

また、生き物が精神攻撃を使えるかどうかを感知できる。


明らかに教えの力が強まっているのがお分かりでしょうか。
更に戦闘力点を高め、冒険者のサバイバル能力は格段に研ぎ澄まされます。
また、精神に関する能力が強化されているのもマグナカイの特徴です。
……無論、あまり変化のない教えもありますが。


更にマグナカイの教えはカイ戦士の潜在力を引き出します。
それが教えによる身体能力の向上――マグナカイの伝授のサークル――です。
(つづく)