ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

nacht_musik2006-01-03

【砂漠の帝国バサゴニアと周辺地域】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


いよいよラストランド諸国から飛びだす孤狼。
その最初の舞台となるのが、ソマーランドの遙か南に位置する砂漠の帝国、バサゴニアです。


4巻より地図が大きいのは、縮尺そのものが桁違いなため。
単純に地図全体のスケールで比較しても、4巻は東西約1200キロ、対して5巻は1600キロ。
ソマーランドと隣国クロアシアを足したよりなお広大だという、砂漠の帝国。


ドライ・メインと呼ばれる砂漠に殆どを覆われ、主要な街道をオアシスが結ぶバサゴニア。
塩湖であるインラヒム湖に接した帝都バラキーシュをザカーン帝が治め、各地の領主貴族を束ねています。
主だった都市はフェルフェザーン、カラ・カラ、それに東のバー・ラバローなど。
4巻マップにも記された北西のクチュクは、ローン・ウルフを苦しめた山賊の騎乗していたクチュク馬の産地でもあります。


バサゴニアの周辺諸国にも触れておきましょう。
西方への道は自由都市カシオーンからルアノン地方ストーンランド諸国へ続き、南西にはアナーリ共和国が存在します。
そして、バサゴニアの南に位置するのが、ソマーランドと同じく善の勢力に与するデッシ魔法国
ソマーランドが最も新しい善の勢力であるのに対し、デッシ魔法国の古マギ人は、かつてマグナマンドを支配した地獄の主アガラシュを千年に及ぶ戦いの末に倒した古き種族です。


こうした未知なる土地を、ローン・ウルフがどのような冒険をするのか……
4巻から引き続き、物語はさらに巨大な陰謀をもって狼を待ち受けます。
スタート地点は首都バラキーシュです。



思いを馳せているところへBOBちん闖入。
B「アキバ系のみんなァー!神田明神で巫女さんと握手!」
朕「例によって正月から随分なご挨拶だなあ……大体神田明神が何の神様を祀ってるとかその辺どうなの?」
B「知らいでか!そんなん俺様の常識よッ!あと葉加瀬太郎の」
朕「……聞くだけ聞いてやるので言うてご覧なさい」
B「スティー釈尊
朕「………………………」


B「バハハハハ!懐かしいのォ!5巻はとりわけ思い出深いわッ!」
朕「何その笑い方。ワンピースの脇役!?」
B「そうそうそんな感じ。必殺技はゴムゴムのサイコガン」
朕「……まあ珍しく記憶に残ってる部分は多いね。2部構成とか、万能の治療薬エデの薬草 とか」
B「エデは日本語版では唯一の入手チャンス!逃がすべからず」
朕「たまには役に立つアドバイスとか無いの?」
B「その前に ち ょ っ と う @ こ 」
朕「………………………あのさ」
B「何?」
朕「どうしてクイーンズブレイドを2冊も持っているのですか?」
B「ソロプレイで腕を磨いてクリスマスボウルに出場するために決まってるだろうが!!!」
朕「………………………」


例によってシュミレーションゴーッとかダッキングとかアオオーとか奇声が聞こえること数分。
やがて何処からともなく水の流れる音とともに厳かな声が。
B「劣情にッッ!身をよじれィィィ!!人間どもォォォォ!!!」
朕「………………………」


B「ふー、それでね」
朕「………………………」
B「5巻は前半最大の山場だしな。オーケイ!超重要ヒントをくれてやる!いいか……」
朕「……(ゴクリ」
B「戦ったら負け!強くなったからって欲目を出すな!」

朕「戦ったら…負け!?」
B「エデの薬草が欲しいなら特にな。太陽の剣も持ってない方が楽」
朕「まさかとは思うが4巻と同じギミックが……?」


B「それと一番大事なことがあってな……」
朕「……(ゴクリ」
B「ブリリアントルームの紙を使い切ってしまいまった」
朕「!!!!!」
(つづく)