ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

nacht_musik2005-12-23

砂漠のハッパの帝国へ:(死亡・4回) 】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。



BOBと愉快な座談会。
それにしても、今回は奴に神様視点で見張られていたのがだいぶ面倒だったわけですが。


B「俺様が見張ってないとズルするじゃん」
朕「まあまあ。そこまで含めて遊び倒せるのがゲームブックなんだから」
B「こっそり隣のパラグラフまで読みやがって、このいやしんぼめ!薬草何個欲しい?ンンー??」
朕「朕がセッコかよ!?パラグラフは全部同じページに並んでるからね。間違って読んじゃうこともあるよ」


その辺がまたゲームブックの楽しさでもあります。
世界のすべてが己の手中にある感覚というのは、やはりゲームブックならではの快感の一つ。
古参ゲームブッカーなら、謎が解けないときにパラグラフを1から総当りした記憶をお持ちの方も多いことでしょう。


朕「バラカ戦は危なかった。ソマースウォード持ってる方がきついとは」
B「ボス戦がありそうなら持っていかないのが一番なんだけどな!」
朕「それもなー。全体的に敵も強くなってきてるじゃない。この巻から始めて戦闘力10点とかだとガンガン死ねる」
B「4巻だと敵の戦闘力は最低で16点ぐらい?」
朕「あー…そんな感じ。今思えば1巻の用心棒(戦闘力8点)なんてかわいいものだったよ」
B「奴はきっと商人に取り入っただけで、剣の腕からっきしなのさ。それか用心棒つきがデキる商人のステイタスとか」
朕「なまなましい想像だなあ…」


戦闘力から見える人間関係。
行間を想像すると色々感慨深いものがあります。


朕「そういや始める前に聞き忘れたけど、4巻の見所ってドコだったの?」
B「ストーンウォームに次々喰われるところと、どう頑張っても一人になっちゃうところ」
朕「……つくづく悲惨なイベント好きだな、お前は」
B「人の死にっぷりって見てニヤニヤ(・∀・)するから。maji楽しい」


まさに外道


朕「いよいよ次で5巻か。見所……いやプレイどころは言うまでもないか」
B「オウイエス


・砂漠の帝国で大暴れ。
・ダブル・アドベンチャー
・ついに明らかになる究極のカイの教え。
などなど、面白ポイントは数あれど、継続プレイヤー的に5巻最大のイベントは、


B「ハッパ三昧、イィィィエッッフゥゥゥ!!!」
朕「……いやな表現するなよ」


砂漠の帝国は、実はハッパだらけの国。
薬草が買い放題なのです。
しかも、他所の巻ではお求めになれないレア薬草もあったりしちゃったりして。
ここまで貯めに貯めた金貨が、遂に唸りを上げる……ッッ!!

(つづく)