ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【ローンウルフの世界・ラストランド自由王国群】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


ついに王都へたどりついた我らが孤高の狼。彼に休息の時はありません。
いよいよ2巻では王の勅命をうけ、ソマースウォード を求めて同盟国ドゥレナーへと向かいます。
1巻『暗闇からの脱出』では首都まで100キロ足らずの逃避行でした。
2巻『水上の炎』で彼を待ちうけるのは、はるかな旅路。
ホルムガードからドゥレナーまで、直線距離でも1000キロ以上。
そんなわけで、今回は地理の紹介など。



これが、1・2巻共通の地図。
ついに心の地図をあますことなく使う任務が訪れたわけです。
この地域と周辺国は、マグナマンドでは ラストランド と呼ばれる区分にあたります。
主だった地名は以下の通り。


ラストランド自由王国群
カイ修道院 ――旅立ちの地
ホルムガード ――首都
トラン ――バネドンの故郷


ダーンクラッグ山脈 ――国境


ラガドーン ――無法の都市


パックス港 ――港湾都市
ハマーダル ――ドゥレナー首都







地図の左側が ソマーランド
ダークロード軍は西の国境から侵攻中です。
リプレイで名前の出た ヘルジェダド は、ダークロードの支配する国 ダークランド の首都にあたり、この地図のさらに西方にあります。


そして、向かうべき東の国が ドゥレナー
林業と海運の国であり、強力な海軍を持つ同盟国でもあります。


2つの同盟国の間を、不毛の荒野 ワイルドランド が隔てています。 ラガドーン はなかでも無法者が集まる吹き溜まりの街として嫌われているようです。



ドゥレナーの首都ハマーダルへの道のりは二つ。
一つは、ホルム湾から、カーランディン諸島の南、マノン遭難岬をぬけ、ドゥレナー湾をパックス港へと向かう海路
もう一つが、不毛の荒野ワイルドランドをひたすら抜けていく陸路 です。街道沿いに、無法の街として知られるラガドーンを通り、ゴーン・コープ、パックスへと向かいます。
ドゥレナーの王都ハマーダルは峻厳なハマーダル山脈に囲まれた天然の要害になっていて、ここまでたどりつければソマーランドの心強い援軍になってくれることでしょう。



これらをちょっと頭の片隅に入れておくだけでも、リプレイが楽しくなるのではと思います。
(つづく)