ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

奴らは石弓を持っていたはずだ

【パラグラフ10→→→83:強制戦闘:(死亡・2)】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。



無人の百姓家に残されていた暖かいスープをかきこみつつ、前世の記憶を甦らせた。
あの時はカイの第六感を使った結果、戦闘に突入したのだった。
体力が2点しかない今、それは避けたい。
できればすぐに逃亡し、弓を撃ってきたときの運試しに備えたいのだ。
体力も今のままでは心もとない。最後のラウンスパーの薬で、体力を3点取り戻した。
これで体力点は5点。弓の一撃くらいなら、なんとかなるのではないか。
王都まで着いてしまえば、今度こそクリアできるはず。
「……行くか」
決戦に向け、俺は砂利を踏みしめて歩きだした。
しばらく進み、やがて、歩道橋の下からお馴染みの追い剥ぎ3人組があらわれる。
これまたお馴染みの血まみれの顔、使い込んだ武器。

・彼らの言うとおりにするなら
・戦いたければ
・彼らの要求を聞いてみるなら
・第六感を身につけていれば




・第六感を身につけていれば




……使うかどうかの選択制じゃない。強制の選択肢だったッ!!!
カイの教えを使うかどうか選べる場合、「擬装術があれば使うか」のように記述されるのだ。
今回はそうじゃない……
カイの第六感を持っている以上、必ず飛ばされ……必ず、戦闘に突入するッ……!!!

(つづく)