ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

アイテム03食料 実にうまそう )

【パラグラフ284→→→26:はじめてのきもだめし】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。



生きていた。どころか無傷だった。
なんのことはない、古代人の墓場は二層式だったのだ。落とし穴でもないし、竹槍もなかった。ほっと一安心。
壁が切り立っていて登れないということさえ忘れれば、このじめじめした通路も乙なものだ。
地下とあって、ヤバ気なムードはさっきの比じゃないし。
ホラ、目の前にずらっと古代人の石棺がならんでいるしね。アハハハハ……



・なにか宝物でも入っているかと思い、石棺をあけてみるなら
・トンネルを先に進むなら
・第六感を身につけていれば


でもってこれが選択肢ときたもんだ。
怪しいにも程があるだろう。なんだよ「なにか宝物でも入っているかと思い」って。
死体に決まってんだろバカ。棺だぞこれ?
それも100年ぐらい熟成された、こくまろ風味の悪霊とかが全部入りで!
きっと即死フラグだね。ひっかかるアホの顔がみたいぜ! 
……まぁ、第六感の選択肢がなければ、俺もきっと棺を開けちゃってたけどな。
絶対になにかあると思うので、ここは華麗にスルー。
アーチ型のトンネルを先へ進み、T字路を北へ向かう。すると廊下のはるか先から不気味な緑色の光が見えてきた。

(つづく)