コラテラル

コラテラル

トム・クルーズ主演、マイケル・マン監督ということで、地味な犯罪ものですがそれなりにお金もかかっている新作。
トムの役どころは麻薬組織に雇われたフリーランスの殺し屋ヴィンセント*1
彼が受けた依頼は、明日の法廷で組織に不利な証言をする5人を、今夜中に殺害すること。
タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)のその晩二人目の乗客がヴィンセントだった。
高額のチップをちらつかせ、マックスのタクシーを一晩借り切るヴィンセント。
マックスは彼を市内の5ヵ所に運び、車内でヴィンセントの帰りを待つことになった。
最初の目的地に到着したマックスは、思わぬ収入に胸を躍らせ、憧れの高級車のカタログを眺めていた。
マックスの夢は有名人専用のリムジン・サービスの会社を起こすこと。
しかし資金を稼ぐための「つなぎ」のはずの12年で、彼は平凡な日常に安住し、何一つ夢に向かって行動したことは無かった。
そして、突然タクシーのルーフに落ちてきた男の死体。
殺し屋の素顔を露わにしたヴィンセントに銃を突きつけられ、死体をトランクに隠したマックスの、長い夜が始まった―――。


そしてギアッチョ気取りのさる人物の感想。

マイケル・マンで思い出したがよォ…………
70年代の子供向けアクションフィギュアに「ミクロマン」っていうのがあるんだが、
みんなはメーカーの商標どおり「ミクロ」って発音して呼ぶ。
でもビル・ゲイツの会社はみんな「マイクロソフト」って呼ぶんだよォ〜
じゃあ「ミクロマン」とか「ミクロの決死圏」とかのタイトルはよォー
なんで「マイクロの決死圏」ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォーッ
それって、納得いくかァ〜おい?
オレはぜーんぜん納得いかねえ……
なめてんのかァーッこのオレをッ!マイクロマンって呼べ!マイクロマンって!
チクショオームカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!

[スケベニンゲンは事実に対して仮定を持ち出した]


最初の乗客アニーを演じるジェイダ・ピンケット・スミスは『マトリックス』のナイオビ役でお馴染みですね。
ルックスの割りに華の無い女優だなというイメージがあるのですが、好印象でした。
B「見たことあると思ったらナイオビかー」
朕「ちなみにジェイダはウィル・スミスの嫁だよ。あと旦那が出た『アリ』はマイケル・マン監督作」
B「……ガバガバ!!!」
[器がミクロマンな男はレッテル貼りをした]
朕「何がだよッ!!!」(紳助パンチを繰り出しつつ)

*1:ハスラー2』のトムの役名