ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【座談会:10巻完走記念:そしてリプレイ至上、最大の危機迫る!:(死亡・15)】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


B「はっはー。ようやく10巻攻略ねえ――なにか良いことでもあったのかい?」
朕「今ごろ化物語かよ!アニメ放映であわてて小説を読み出すお前に、生粋の西尾維新ファンのお怒りは有頂天ですよ――ッ!」
B「いやいや、むしろ彼らはこれからお怒りになると思うんだ」
朕「その心は如何に!?」
B「昨日気づいたんだが、俺様ちゃんの嫁は戦場ヶ原ひたぎだったんでしたアッー!ちなみに妾は春休みの羽川翼
朕「絶望した!アニメキャラのビジュアルと声優から入るお前に絶望したッッ!!」


そんな訳ですんで座談会。クリア座談会。超おひさ〜。
ぶっちゃけ10巻はリアルに長かったのですがどうなのか。書いても書いても終わらなかった気が。
B「なら読者はもっと長いと思ってるべ」
朕「ムゥーン。けど、ズルしてクリアもできねーですから」
B「でも許す。個人的に大好きな10巻の醍醐味を余すことなく伝えた俺様ちゃんの頭を撫でることを許可してやる……さあッ」
朕「おや、ウィリアムテルごっこをしたくなった処にちょうどよく西瓜のようなものが」
B「10巻の良さはこの大胆に変化する3ルート分岐にある。しかも各ルートは計算づくで輻輳する」
朕「350パラグラフでこの密度、リプレイ起こしもしんどかった」
B「いずれにせよアモリーのロークを討ったのは非常にベネだ。褒美に俺様ちゃんの頭を撫でてよい」
朕「自分で自分自身を撫でくりまわすといいと思うよ」
B「あとね。後半、トーガールに突入後の乱数チェックがありえねーぐらい良いんですが何故(ギラン)」
朕「いやそんな擬音を口ずさみつつガンつけられても。ズルしてねーし。むしろ普段が悪すぎると思うのだが如何か(ギラン」
B「……左様で」


ていうか、クリア報告したら、野郎がやけに理不尽な顔をしていたのだがこれ如何に。
武器なしのカッコ悪ささえのぞけば綺麗にクリアしたと思っているんですが。


B「いやまあ……もう終わったことだし」
朕「奥歯に物挟まった言い方やめい。言いたい事があるんだろう。10文字で感想述べよ」
B「あの……ホントーに言っていいんかい?」
朕「だから何」
B「つまりだ……自力翻訳などで10巻プレイ済みの人が全員思うだろうツッコミなんだ。代表して言うぜ」
朕「うん」


B「ローン・ウルフ、オワタ/(^o^)\オワタ」


朕「・・・へ?」
B「いやさ。9巻開始時に俺様ちゃん教えたよね。デバー御大がおむずかりだって」
朕「難易度の話だっけか」
B「せっかくだから正確に引用するぜ?」



B「こっから先のシリーズはアレだ。『この巻から始めた人はクリア不可能でした
アハーハー』って作者が公式謝罪しちゃうぐらいのインフレバトル開幕」
朕「……ぞっとしない話だなあ」
【リプレイ450】 参照


朕「…………あー。読めてきた。つまり」
B「そう、作者が公認サイトでメンゴしちゃったのが次なる11巻『時の虜囚』なワケ」
朕「ウヘェア」
B「私家版の翻訳作業をされている、ぐるまるきんさんの文章を引用するとだね、『この巻を始める前にまず自分の戦闘力を確認していただきたい。もし30に届いていなければ・・・もう一回最初からやり直した方がいいかもしれない』って」
朕「12点 足りないよ!!」
B「絶望だねえー」
朕「そんな話聞いてねえー。なんでそんな難易度調整なのさ」
B「しかもYOUは丸腰のアホ」
朕「喧っしいわ。次巻ではソマースウォード 佩いて挽回してくれる」
B「それ無理。いちご1000%無理」
朕「は?」
B「だってYOUダジャーンに放り出されるところからスタートだもん。この巻に限り、何度死のうがやり直そうが、現有装備のみで挑んでもらいます
朕「うぇッ ちょ 待……」
B「だからこそ追記してもらったワケさ、前回ラストにね。『何人も、ここより引き返す路をもたない―― 』って」
朕「オイオイ、それなんて孔明の罠
B「がんばんさいねー」


なんでしょう。
やけに冷たい汗がしたたる今日この頃ですが、これ如何に。
詰んだのか?
RPGでいう所の詰みですか? 低レベルのままラスボスのエリアに侵入してクリア不能になるアレ?
狼の冒険は詰んでしまったのか?
ク……クリアできるの……か?


B「まあ、あんまり何度もやり直してクリアできなかったら、その時は俺様ちゃんローカルルール作ってやっからさ」
朕「……あー。せいぜい必死こいて逃げ回るわ」
B「せいぜい頑張って。回避不能な戦闘力40の敵や、戦闘力30点超と2連戦とかイベントあるから」
朕「!!…………ッッ!!!」


あー。
とりあえず、次回の次くらいから11巻スタートです。
(つづく)