ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【座談会:7巻クリア記念:(死亡・11)】


B「目を離した隙に憤死するぐらいの勢いかと思ったが……デスメイズ'07からの生還……吃驚したッ!」
朕「そらどーも……いい加減リプレイ暦も長いからね。そう簡単に突然死しないよ」
B「死に場所を選べる御身分とは……とんだ一人上手ですよ!」
朕「別に好きで死んでるわけじゃあねーんだけどね……」


そんなこんなで毎度毎度の座談会。


朕「7巻『死の城塞』は実質的な2部構成でした。迷路脱出からの後半はストーリー的にも盛り上がった」
B「その反面迷路の攻略は念バリアと治癒術を取ったせいで簡単過ぎたがな!このいやしんぼめッ!」
朕「まあそこはキャンペーンGBの特徴でしょう。というか成長すると罵倒されるシステムかよ!」
B「フフ……さっきまで小鳥のように震えてたシャバ僧が大きな声で叫んでら」


恐るべきドS様降臨。
とはいえ過去6巻分のプレイ経験が、狼を強靭に鍛え上げたのも確か。
7巻単体で遊ぶと、ぶっちゃけ生死の境を彷徨うシーンの連続なのです。


B「ち ょ っ と う @ こ」
朕「……………………」


B「ゲンバー大王は現場主義……常に最もHOTな現場に直行するのだッッ!」 (ブリリアントルームから声)
朕「……………………」
B「ドリル刑に処すッ!ユンボル工法・アースオーガトルネードッッ!!!」(激しい破砕音)
朕「…………………………………………!!!」


B「ふ〜……それでね」
朕「何か物凄い音がしたんだけど……」
B「人類はある意味未曾有のカタストロフィーを経験いたしまんた……ですが不思議とノーペインです」
朕「誰もお前の尻の話はしてないから」


B「ところでよォーッ…今回のリプレイで一点だけ…どーしても解せない『謎』があるんだけどもよォーッ…」
朕「…………」
B「子供の頃『刑事コロンボ』が好きだったせいか…細かいことが気になると夜も眠れねーッ…」
朕「………………」
B「あからさまに『不自然』に感じられる例のシーン……魔人探偵の俺様が追及させてもらう訳だが」
朕「……………………」
B「じゃあ質問だッ!【リプレイ384】でのゲームブック業を使ったパラグラフ逆行は必要なシーンだったか?」
朕「……必要に迫られて使ったに決まってるだろ」
B「ほう…………見解の相違だなオイ……ぶっちゃけ俺様は違う意見なんだが」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


B「お前に質問するぜ(・・・・・・・・・……YESかNOで答えな」
朕「……」
B「実はあのシーンで迷路に入ったは良いが『ろくなアイテムが入手出来ない』ので、『お宝探索のために別ルートへ飛ぶ口実を作ってみた』……そうだろう?」
朕「……答えはNO、だ」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


B「ウソをついている味……」


B「ぶグェェェッッ!!」
朕「ゲスの勘繰りもその辺にしておくんだな……そんなに舐めたきゃあもっと舐め甲斐のあるものを用意してやるぜッ!」 (ボゴォ)
B「くやしい…いつもの力が出せれば…こんな雑兵なんかに…!今は…今は絶えるしかない…!」
朕「この便座カバーはッ!うおおおこの便座カバーはッ!お前がさっきブッ壊した便座カバーだァーッ!」(ドッギャアーン)
B「詩(死)・的・殺・人(刃)!!!」


島田紳助ばりの見えない拳で沈黙をお買い上げいたしまった。
意外に鋭いので感心させられましたが、まあソレはソレ。


B「それはそーと…遂に次は邦訳最終巻の8巻じゃねーか」
朕「それは思ってても言ってはいけないこと!」
B「女戦士ステラたんも絶版になったしなあ……オフィシャルの団地妻とかをキャン言わせたる……そんな老後の楽しみが無惨に奪われた…ッッ!」
朕「脳の病院行くといいよ………………自分の金で!! 」
B「ところで8巻では非業の死を遂げたカシンの兄貴が登場するぜ。奴の活躍がある意味一番の見所になるから要チェックやで!」
朕「バネドンと並んでキャラ立ちしてたのは覚えてるよ……そんなわけで8巻の見所を」
B「ルートにもよるが序盤から中盤にかけての中ボス連戦(実は連戦じゃないけど)イベントな。初心者を丁重にブチ殺すデバー御大の優しさを見よ!」
朕「…………」
B「あと『一般人に強制死亡エンド』も豊富なので超楽しみ!ひゃわぁああああ!」
朕「つくづく悪趣味な野郎だぜ……」


そんな訳ですんでいよいよ日本語版ローン・ウルフシリーズ最終章。
次回より『戦慄のジャングル』リプレイです。
(つづく)