ゲームブック・リプレイ:ローンウルフシリーズ

【幕間→→→火垂るのBOB:(死亡・7)】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。


力石徹ばりにお通夜でございます。
しめやかに故狼を偲ぶ葬儀会場ですが、先刻来望遠鏡(エロス雑誌)の向こうから此方を窺う偵察兵が。


B「なんで狼すぐ死んでしまうん?」
朕「……」
B「なんで狼すぐ死んでしまうん……?」
[バカは無駄に瞳をキラキラさせた]


朕「あー。あのさ」
B「何じゃい兄ちゃん」
朕「……『火垂るの墓』とか時季的に早いんじゃないの?」
B「いやこれ『バカ兄弟』だから。ジャンプの方の」
朕「『メゾン・ド・ペンギン』かよ!お前がイガグリの方か!」


そう言う訳で最悪な弔辞から幕を開けた狼の弔いですが。


朕「死ぬ時は死ぬって」
B「潔さが足りぬ。まこと沙汰の限りなり」
朕「はあ」
B「南門の衛兵と会話せずに、無二無三に死狂ひするばかりであった。最短4パラグラフで」
朕「……はあ」
B「ちょっとう@こ」
朕「………………」



B「厄いわねッ!!!」
朕「………………」
バカが再びエクスカリバー(エロス雑誌)ともどもブリリアントルームに入った隙に8人目を作成。
8人目は……いかなシリーズ第6巻とはいえ多いですね。
そろそろ量産の域に入ってきそうで内心忸怩たるものがありますが、戦闘力点17、体力点29の優秀な狼が爆誕
しかしながら、キャラメイクの時に乱数運が良い狼は本編で不憫だったりするのでこれで安心、とはいかない訳です。
マグナカイの教えを再考するにあたり、危険を察知する能力が必要です。
恐らく予知がベストだと思われますが、便利過ぎるような気がするのでここは方向認知術(かつての追跡術)を選択。
正しいルートを見つける能力もさりながら、説明文にある「殆どの罠を見破れる」の文字が燦然と輝きます。
念の為治癒術も選択。
更に念波動を入れて攻撃力を底上げしておけば完璧でしょう。


B「声が…遅れて…聞こえてくるよ!?」
朕「……」
B「オォホイホイハハァ…テステステス」
[バカは性懲りもなく蜜溢るる約束の地ブリリアントルームから降って湧いた]


今度はマイク(エロス雑誌)片手に頻りに「恐縮です!」を連呼する有様。
どうやら此方の作業を梨元レポーター風に茶化したいようですが放置。


B「リプレイを?もう一度?何てバカなことを」
朕「……」
B「やるっきゃない。情熱のプレイを。やり直しをせにゃ」
朕「……」
B「また死んだかもだぜ」
朕「戸田奈津子かよ!!」


(つづく)