二次元ソムリエ

(これまでのお話)
行列に並んで買ってきたという有り難いエロゲーで散々キャッキャいうBOBちん。
仕舞いにブレナン者はマストバイだの何だの妄言をのたまい始めやがるのでした。


B「二次元ソムリエという資格を提唱したいと唐突に思った!」
朕「また始まった」
B「エロムック選びという超プライベートな行為…それをサポートするお仕事なんだよ!」
朕「新手のメイド商売か何かみたく聞こえるなあ…売り場にナオンとかがいる訳?」
B「いやあえて普通のオッサン。店内では客一人につきソムリエ一人がピッタリと寄り添います」
朕「薄気味悪くて客が寄りつかないよ」
B「一目見ただけで性癖からその日のコンディションまでを見抜き、厳選した最適のエロムックを提供してくれる訳だ」
朕「ものっそい嫌な特技だな」
B「ある時は新刊を求めてきた客に20年前のエロムックを発掘してくることもある訳だが」
朕「はあ」
B「ゲェーッ…これは儂が厨房の時に初めて買ったエロムック…ッッ!とか言って感涙に噎び泣くのな!」
朕「いや別に泣かなくても」
B「店内の客もええいああ君からもらい泣き。エルメスさんに告白するシーンで全米が泣いた
朕「一青窈かよ!大体雰囲気悪い以前に洗脳空間だろうが!」
B「またある時は客がツンデレだったりする」
朕「どういう客層なんだその店は」
B「こッ…こんな腹がボコッとなるエロムック…ッッ!全然ツボじゃないんだからッ!とか言うのな!」
朕「………………」