忍 SHINOBI
そういうわけですんで見てきまった。
『マッスルヒート』の監督が山田風太郎の原作を完膚無きまでに破壊。
あ、脚本が『リターナー』の人だ。
伊賀鍔隠れの党首の孫・朧と甲賀卍谷の跡継ぎ・弦之介。 二人は互いの身分を知ることなく出会い、運命的な恋に落ちる。 だが、宿命とも言うべき悲劇が、二人を引き裂こうとしていた。 それは天下人・家康からの命令。 伊賀と甲賀、5対5の戦いに勝ち残った者が駿府に上り、次期将軍を決するというもの。 果たして、伊賀甲賀争忍の禁は解かれ、計10人の精鋭たちの名が挙げられた………。
……5対5?
初っ端から人数が原作の半分に。
どうしたことでしょう。凡夫には窺い知れない大人の事情があるのでしょうか。
やはり霞刑部が全裸なのが拙かったとか。
B「エロ担当こと俺のお胡夷ねえさんはどこさ行っただ!!!」
朕「……知らないよ。つうかエロ担当言うな」
B「俺様一押しの十兵衛ちゃんは?」
朕「あー……地虫十兵衛のことね」
甲賀卍谷
- 甲賀弦之介
- 忍法マトリックス。
- 室賀豹馬
- 忍法占いレーダー。
- 如月左右衛門
- 忍法顔写し。変な仮面をつけて登場。
- 陽炎
- 忍法エロ毒霧。毒霧は結構広範囲に及ぶ。
- 筑摩小四郎
- 忍法特になし。原作では伊賀方のはずがいつの間にか弦之介の幼馴染みという設定。
伊賀鍔隠れの里
朕「何この不思議設定。巫山戯てるの?」
B「何だと」
筑摩小四郎の忍法吸息鎌鼬とかも登場しないまま物語はひたすら進行。
そして衝撃のクライマックス20分間。
無意味に登場する家康公。
柳生一族に砲撃されている里の助命を嘆願する朧。
弦之介?とっくに死んでます。
んで色々あって感動の結末。
作品のテーマが反戦だということが何気に明かされます。
エターナルジーニスト浜崎あゆみの主題歌が流れつつエンドロール。
朕「………………つまりインスパイヤですか」
B「………舐ァァめェェるゥゥなァァ!!!」(プログラムを粉々に引き裂きつつ八方手裏剣)
見てきた感想ですか?
ああ、普通です。