ゲームブック・リプレイ：ローンウルフシリーズ

【パラグラフ95→→→308：ドーピングコン＠メスープ発見：（死亡・２）】

森を抜けると、街道に出たので北を選択。
岩山に沿って東へ進み、やがて流れの速い川を渡って南へ。
さらに一時間歩くと南と西へ道が分かれ、西は湿地らしいので南へと歩く（選択肢なし）。
……何かがおかしい。
北へ進んだ俺がどうして南へ突き進んでいるのか。そもそも今どこにいるのか。付属の地図で確認する。
俺の記憶によれば、湖のほとりあたりから出発しているはずだ。湖、湖…………

　　　　→　超拡大後　→　　　

…………なんだこの大雑把な地図。
道はおろか湖さえ記載されていない。
しかも、よく見ると修道院から都へ向かう街道すらないという有様。
…………使えない。　
今頃気づくのも何だが、要するに１巻の地図は、読者の期待を膨らますための空想地図にすぎないのだ。*1

どういうわけか迷子になった俺だが、進行方向に馬小屋つきの家を発見した。
とりあえず堂々と侵入、無人なのをこれさいわいと部屋中を物色し、あげく床の絨毯まで引きはがす。
ある意味ドラクエの勇者。

そこでようやく、部屋の隅に置かれた瓶に気がついた。
中に一つ、小さなビンが目に留まる。栓を開け、注意深く匂いを嗅ぐと……間違いない。きわめて貴重なアレサーの薬 だ。
戦闘時にこれを飲むと、一時的に筋力を高める（ 戦闘力点＋２ ）ことができるのだ。
そう、あえて誤解を恐れずに言うならば……

ド ー ピ ン グ コ ＠ ソ メ ス ー プ 発見ッッ！！

（詳しくはヤマカム様のコラムをご参照ください　http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/log/12/#10）
結果として、王子の白馬とアレサーの薬を引き換えにしたことになる。
存外悪くないな、と思った。
（つづく）

*1:ギャフン