ゲームブック・リプレイ：ローンウルフシリーズ

【パラグラフ113→→→331：たいまつ、隠者、蟲退治：（死亡・１）】
プレイの形式上、ゲーム内容のネタバレ満載です。あしからずご了承ください。

前回のリプレイに不適切な表現があったことをお詫びいたします。
ついカッとなって（反省の色なし
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東でなく北東へ向かったのは気まぐれだった。
バネドンと出会った幸運がもう一度あってもおかしくない、その程度の選択だ。
……そして、珍しく期待は裏切られなかった。
丸太小屋を見つけ、その軒先でたいまつと火口箱 、それに短剣 を入手したのだ。
もしかして、ここで入手できるということは……？
まだ、断言はしない。
道を進み、分かれ道を東へ進むとそこは広い開拓地。中心にそびえた巨大な樹木の頂には、なんと小屋がある。
なんとも冒険心をそそられ、ミシシッピ河のほとりで遊び回った餓鬼の頃を思いだす…などと思いつつ樹上に登ると、そこは年老いた隠者の住処だった。
一食分 の新鮮な果物をふるまわれ、このあたりもジャークが徘徊していること、ここ３時間で４０頭以上のクラーンが東へ飛んでいったことを教えてくれる。
長居は禁物だろう。礼をいって開拓地をあとにする。
そのまま、森の中を一時間近く重い足取りで歩いた。
間違いない。
この道行き、この展開、これはデジャ・ヴュだ。ということは当然この先に……
俺の前に現れたのは、荊と木の根で固められた洞窟。
かの憎っくきバロークロウラー、化け物蟲の巣だ。
だが今度は火口箱がある。薬草もある。負けるはずがない！！
（つづく）