クトゥルフ・ダークエイジin R-CON

そんなこんなでR&R誌主催のイベントに参加してきました。
今回遊んだのは2月に日本語版が発売するという『クトゥルフ・ダークエイジ』。


11世紀のバイエルン地方で起こった怪異に挑む探索者のご紹介。

  • レオポルド
    • 教会の衛士。豪胆。
  • ヴェルフ
    • 教会の衛士。貴族の庶子
  • ハインリヒ
    • 傭兵。人相が悪い。


二ヶ月前、南部の村に住む司祭から、異端の存在を仄めかす文書が大司教に届けられました。
しかしその後音信不通。
なのでお前らちょっと見てきなさい、という他のゲームならまだしも、というミッション。


このゲームの場合死ぬか気が狂う。


そういうわけなので司祭のゲオルグを除いて全員バリバリに完全武装
情報収集したものの大して有益でもなかったので、現地で臨機応変に対応することにしました。
んで。
馬で一週間かかるという超ド田舎の村にやってきただ。


無人の教会とは名ばかりのバラックを調べると、何やら日記帳が出てきましたよ。
ところどころ破り取られた形跡のある日記帳は、二ヶ月前の日付で終わっていたっぽい。
そして問題の内容はと言えば。


ラテン語なので読めない。


夕刻になってロマンスグレーの領主と接見。
事情を聞いてみたところ、
「司祭は二ヶ月前から行方不明なので冠婚葬祭とか困っている。あとどこに行ったかわからないので別に探してません」


…………。


ともかく旅籠の主人に話を聞いたりすると、司祭は行方不明になる前に、南にある湖のあたりを散策していたという情報を入手。
湖と聞いただけで*1激しく恐怖しつつも、早速行ってみるべえ、という事に。


翌朝、領主の家令が湖周辺に詳しいという村人を連れて出現。
村人の案内によって湖に到着。
そして湖のほとりに建っている謎の遺跡。


無茶無茶怪しいですね。


隠されていた地下への階段を探し出し、たいまつを掲げてダンジョンへ突入。
そんでもってなぜかバイキング像を発見。
いぶかしむ探索者に、地底の暗闇から襲い掛かるのは―――

それは獣の前足先で、差し渡し2フィート半はたっぷりあり、恐ろしいかぎ爪がついていた。(中略)次いで黒い柔毛に覆われた1つの巨大な腕が出てきた。その腕から2本の短い前腕が出ていて、前腕の先端に先ほどの前足先がついているのだった。(中略)しかし頭部が何よりも恐ろしいのは、その口のせいだった。口は巨大な黄色い牙を持ち、頭の上から下へと走り、水平ではなく垂直に開いているのだった。

身長6mくらいのそんなんが3匹も出現したと思いねえ。
「トロルだ!」「トロルだ!」茶番を展開する11世紀人。
でも完全武装している上、11世紀人は何と言うか戦闘技能に特化しているのでクリティカル連発。
2ターンで殲滅しました。
怪物の首を切断し、袋詰めにして地上へと持ち帰ることに。


地上に戻ると、何やら案内した村人の様子があからさまに不審なので尋問。
怪物の首を見せる*2といって脅かしたところ、領主の家令に命じられ、探索者たちを始末するべくこの遺跡に連れてきたのだという。
さらに脅かして偽の報告をさせつつ、遺跡周辺で野宿。


そして真夜中に飛来する巨大な影。
どうも湖に浮かぶ小島に飛んできたっぽい。
単身小島に乗り込むレオポルドだが、碑石に祈りつつ「まだ足りぬわー」とか言う領主を見て驚愕。
さらに領主は巨大コウモリに変身。


もう何のゲームだかわかりゃしない。


そんなわけで一目散に逃亡する探索者たち。
昼に休んで夜を徹して走り続ける作戦で逃げ切りました。


その後紆余曲折を経て、軍隊によって村が更地に。
ついでに真相も闇に葬られたのでした。


セッション終了後のお楽しみは超簡単なボドゲ『チャオチャオ』を遊びましたよ。


*1:湖の貴婦人ならまだしも

*2:意訳:SANチェックさせるぞ