VioLence in イエサブコン
そんなわけで今日の日記は18歳未満の人にはお勧めできないのです。しかも長い。
理由はお察しください……警告はしましたからねッ!!!
早速ですがこの腐敗した世界に堕とされたゴッドチルドレンその他*1のご紹介から。
- グレッグ・ディッキンソン
- 表紙の悪漢。絶えず煙草を三本喫っているので顔は見えない。基本的に自分の手は汚さない。*2
- ココ
- 13歳の魔女っ娘。全身にサイオニックタトゥーを入れた悪魔崇拝者。「落ち込むこともあるけれど、私は元気ですッ」「私この街が大好きですッ」など数々の妄言を残す。
- ピッピ
- 自称ケルト人。読み書きはもちろん、法律にも詳しいインテリ。デフォルトで「ヒィヤッハァー!」が語尾に。
- マイケル・ヨンソン
- 自称ヨン様。唯一のアジア系。ぶっちゃけスマイリー菊池のポーザーギャング。
- ジェイド
- その男凶暴につき。基本的に無口。
この腐敗した世界に爆誕したのは別にいいんですが。
限られた資金で武装を優先したため、衣服を買う資金がないという差し迫った状況に。
特に所持金が50ドルしかないグレッグとマイケルは、救世軍の羊毛アーミーコートと軍用ブーツを入手。何とか急場を凌ぐ方向で。
ともあれ早急な資金調達の必要を認めたチルドレン。クイーンズ近郊のドラッグストアに降臨しませり。
店番のババァを脅しつけるグレッグとココですが、耳が遠いうえにボケ気味のババァ相手に予想外の苦戦。
そして当初の目的を忘れ、店内の食料品を貪り喰うピッピとヨン様。
状況を察し、我先に店外へと逃げ出す客。
ピッピが店外に逃げた田舎娘に44口径徹甲弾を叩き込むものの、混沌とした状況の改善には至らない。
さらに店内に残った客は、携帯電話で事件を通報しているという、一見手詰まり気味ですが。
以下こんな感じでダイジェスト風に。
- ジェイド、電話中のヤッピーの脳天をリヴォルヴァーでシェイクする
- グレッグ、女性客に「財布と光り物を出しな!俺の仲間どもは俺ほど紳士的じゃあないぜ!」(下半身の『God Save The Queen』のタトゥーを見せつけつつ)
- ココ、絶滅収容所を生き延びたババァを異教徒の天国に強制送還
- ヨン様、レジの金を全部回収
- グレッグ、男性客から服*3を譲ってもらう
- グレッグ、アメリカのモラルの低下を慨嘆する
そんなわけで店内及び倉庫・事務所のアイテムを残らず回収したホードオブケイオス。
警察が来ないのをいいことに、いい気になることこの上無し。
次のダンジョンを攻略すべく、店の裏側にある住居に向かうのでした。
今夜二つ目の訪問先はパーマーさんのお宅。
ピンポーン
- 天真爛漫なパーマー坊や、深夜の訪問者にドア全開でお迎え
- グレッグ「パーティーを始めよう!」(土足でお邪魔しつつ)
- ココ、パーマー坊やにひどいこと*5をする
- 入浴中の坊やのママ、ローラが物音に気づく
- グレッグ、電話を破壊する
- グレッグ、ローラの脚を撃つ
- グレッグ、ディズニーアニメとドーナツを発見。「夜遅いというのに…悪い母親だ!」
そんなわけで住居のアイテムを残らず回収した、蛮行の使徒その他。
意気揚々と帰途に着きますが、この界隈はストリートギャング『黒んぼモヒカン団』の縄張りなのでした。
その構成員二人組が、キムタク気取りで鼻をすすりながら近づいてくるではありませんか。
ブラザー「ようブラザー、儲かってるかい」
グレッグ「まあまあだな」
ブラザー「よく利く有袋動物を探しているんだが、持ってたら分けてくれないか」
グレッグ「いいとも、好きなだけ持っていけよ」
ブラザー「気前がいいな。それじゃ遠慮なく」
グレッグ「ところで角のドラッグストアで、店番のババァが居眠りこいてたぜ」
ブラザー「そいつはいいことを聞いた。行ってのぞいてみるよ」
『黒んぼモヒカン団』の二人組は去って行きました。
グレッグ「これで俺たちの痕跡は紛れた……」
そんなわけで無事ねぐらの木賃宿に戻った悪の軍勢。
分け前を公平に分配し、おやすみモード。
次の日。
入手した貴金属類、カードなどのアイテムを故買屋に売り飛ばした一同。
パーマー宅で発見した『オリジナルD&D白箱』は売れ残ったものの、ひとり頭3,676ドルをゲット。
ここで新装備を購入することに。
強まった火器で武装し、ビジネススーツを颯爽と着こなした今……もう貧弱な坊や*7とは呼ばせないッ……!
そんなわけで『オリジナルD&D白箱』を売り飛ばすべく、レンタカーに分乗した地獄の軍団。
世界にさらなる混沌と狂気を呼び込むべく、GenCon*8会場へと進撃するのでした……。(END)