ハウルの動く城

ハウルの動く城

「ようやく守らなければならないものが出来たんだ…君だ」

魔法使いハウルは愛する者のため、大鴉に変じて戦火の空へと舞い上がるのでした…。
中の人はキムタク。

帽子屋の娘から掃除婦に転職するヒロイン・ソフィーは18歳になったり90歳になったり忙しい。中の人は寅さんの妹。


そんな愛と冒険、あと美輪様と我修院達也の織り成すめくるめくファンタジー
原作が英国の児童文学なので低年齢層向けに作られているわけですが、それを差し引いても、大人が見ても十分楽しめる素敵なお話でしょう。
アニメでないと出来ないような演出が多くて、その分説明的な台詞*1は少なかったりと、いずれにせよ大きいお友達向けではなくてどちらかというと乙女向けという感じはしますね。

平日の午後にもかかわらず満席だったりするので、もう一回見に行きたいところですが……指輪並みのロングランを期待したいところですッ!

*1:ウィル・スミスの主演映画に頻出する台詞。例:「奴の股間を撃ち抜いてやったぜ」