『グイン・サーガ』映画化交渉権を『キル・ビル』のプロデューサーが獲得

id:Snasnaさまから頂いた超重要機密ですッ!!!
B「ミンナニハ ナイショダヨ」
朕「死ねッ!死!死!死!」(頭部に容赦なく効果的な打擲)
9月4日付の日本経済新聞夕刊(大阪)の記事『ジャパンis』よりッ!!!

 「棒っきれのように生き、棒っきれのようにくたばる」
 北方謙三の小説「棒の哀しみ」の最後で、中年やくざが人生を述懐するシーンがある。
 さて「棒っきれ」は英語で何と訳すか。
 「stick?」
 「pole?」
 米国人ヤニ・メンザス氏は「いや、犬(dog)だ」と、自信満々に答える。「犬のように死ぬ、という表現が英語で一番ぴったりくる」
 メンザス氏は日本の娯楽小説を中心に英訳本を出版するヴァーティカル社の編集長。昨年四月に出版した鈴木光司のホラー小説「リング」以来、十七作品を発表。米メディアは「クール・ジャパン、小説に飛び火」(ニューヨーク・タイムズ紙)と紹介した。
アニメを筆頭に世界レベルで評価を受けている日本文化は多いが、大衆の支持という面でいうと、文学が「世界の壁」を破ったことはない。
 「日本文学がマイナーな理由は翻訳側の怠慢にある。日本の大衆文芸は質量とも、欧州より 上。その潜在能力を生かしていない」と、社長の酒井弘樹氏。
 日本文学というと、これまでは純文学が紹介されてきたが、「ミシマ、カワバタ、タニザキの翻訳者は米国人学者がほとんど。正確さを重んじる学術論文のような訳が、大衆受けするわけがない」。
 「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」の成功に見られるように、今世界的な売れ線はファンタジー。同社が目を付けたのは栗本薫の小説「グイン・サーガ」だ。翻訳者にゲームソフト「ファイナルファンタジー」を訳した米国人を起用。昨年六月、第一巻を発売する やハリウッドが動き出した。
 グインの翻訳はまだ三巻だが、すでに七、八社から「映画化」の打診があった。「登場人物、アクション、ヒーローが立ち向かう難問の数々。どれもロード・オブ・ザ・リングに引けを取 らない」――こう話す映画「キル・ビル」のプロデューサー、ローレンス・ベンダー氏がヴァーティカル社との交渉権を獲得、水面下で話を進めている。

日本の読者にとっても大朗報ですね!!!
是非ともなんとかしてなんとかなってもらいたいです!!!