黒十字の騎士(ISBN:4789722449)

(ジェイムズ・パタースン、ヴィレッジブックス)
1096年、南仏の小さな村ヴェイユ・デ・ペール。
十字軍に兵士として参加したユーグは、敵味方双方の蛮行に嫌気がさし、帰郷した。
しかし、彼が目にしたのは、焼け落ちた自分の家。そして領主に連れ去られた妻ソフィー。
怒りに震える彼の前途に渦巻くのは、計り知れない価値を持つ聖遺物を巡る、おそるべき密謀だった!


時代背景は700年ほど異なりますが、『スカラムーシュ』を思い出させます。
エピローグの宙返りのシ−ンは感涙。
間違っても先に読まないように!