ベアトリクス・キドーのワンインチパンチVol.2

nacht_musik2004-04-29

見てきました。
映画館ガラ空きでしたが、Vol.1で見かけたオサレさんが激減していたのが最大の理由でしょう。
マイケル・マドセンが相変わらずマイケルマドセン性を死に至るまで発揮していたのがよかった。(ヒゲをしごきつつ)
マイケルと比べるとダリル・ハンナは何と言うか少々だらしないですよ。
ダリルは曲がりなりにもレプリカントなのでもう少し不死身性がほしかったところです。
むしろ眼帯に何か仕込むとかギミックがあればよかったんですが。
あと齢900歳の殺人モンク、パイ・メイが今回の見所です。
元々はゴードン・リューではなくQTが演じる予定だったんですね。
以下はゴードンのインタビュー。
「北京での撮影の合間、QTが私のところにやって来て『どうしてもパイ・メイを演じたいんです!』と言ったんだ。彼はパイ・メイの扮装までして『似てるでしょ?』と聞いてきたが、私は『確かにパイ・メイの扮装をしているが、パイ・メイは中国人だろう?君は西洋人だから、どんなにメイクしてもこれはちょっと無理があるな。今の君はパイ・メイじゃなくて、気の触れたサンタクロースに見える』と答えた」
ダディクールだ。
                              
予告編のムエタイ映画『マッハ!』はワイヤー無し・早回し無し・ノースタントのストロングスタイルを標榜していましたが、それとは関係なく明らかに変だ。
例:尻を燃やしながら飛び蹴りしつつ「こんなにがんばってます!」