王の帰還

nacht_musik2004-03-20

おすぎに尻子玉を引き抜かれる寸前で行ってきました。おすぎは言わばおあずけを喰らった格好に。
14:00の回は立ち見が出たが何とか座って見れました。
ムゥフーン。深い。
凡弱フロドと頼りになる下僕のサムという構図は、西遊記のようでもあり一見わかりやすいんですが、実は全然違う。
フロドは英雄としての立ち位置が既に極まってしまっているというか。サムはむしろ帰るべき世界と人生を残しているので、英雄にはなり得ない。
だからこそ英雄たるフロドは旅が終わった後、船に乗ってしまうわけです。
もう少し消化してからまた書くつもり。もう一回見にいくかも。
あとプログラムp47のモーションキャプチャースーツの写真は、色々な意味で大変なことになっているので必見です。

あとヴィゴ・モーテンセンの次回主演作が画像のコレ。
アラーキーの「スティール・ボール・ラン」を想起させる内容です。ヴィゴにヴェルサスもといジャイロっ面で「ニョホホ」とか言われた日には辛抱たまらんですたい。